日記の文章のコツ

文章がうまいに越したことはありません。
が、
そう断言できないのがネットの世界。

では、あるサイトの日記を紹介します。
(承諾を得て、掲載しております。一部中略)


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怖いんよ、ゴキブリが・・・


先日、押入れの襖の隙間にゴキブリが入っていくところを発見した。
私はすぐさま、襖の隙間をマスキングテープで塞いだ。
コーキングの仕事をしていた私は、
マスキングテープを自由自在に操るのは容易いことだった。
今は別の仕事をしています。

それから二日後。
買ったばかりのニックカーショウベスト・Then & Now
(ニュートラック4曲入っている) を聞いていた時、
デンジャラスアイズ(Dangerous Eyes)という曲がとても気に入り、
20回目の試聴を行っていたところ、
押入れに封じ込めていたはずのチャバネゴキブリが、
私の顔目掛けて飛んできた。
ゴキブリの飛ぶ姿は、おぞましくチューブの次に嫌いなものです。

とにかくこのゴキブリが飛ぶ、飛ぶ、飛ぶ。
私は大至急、買い置きしてあるゴキブリホイホイを2箱開け放ち、
全部で8個を部屋の隅々に設置した。
丸めた新聞紙を持ち、
この部屋のどこかに潜んでいるゴキブリに怯えながら・・・

そのとき私は戸棚にしまってあったゴキジェットを発見する。
うれしかった。

私はゴキジェットをカーテンの隙間に吹き付けた。
すると長さ約35センチの
スパイラルレッドスコーピオンという名のムカデが、あわてて出てきた。
それを見た私もあわてて畳を一枚はぐってみた。
するとどうだろう、そこには、
18世紀後半、栄えたであろう
ルネッサンス様式美と思われる町並みが高速展開していた。
私は加速し、その町に飲み込まれていった。

町の人は優しく、いろいろと身の回りの世話をしてくれた。


つづく

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どうでしょう。
後半のたたみかける大ドンデン返しに、
思わず「えっ?」となったはずです。

はじめは、くだらないゴキブリ話かと思いきや、
スパイラルレッドスコーピオンという名のムカデが、出てくるのです。
この、スパイラルレッドスコーピオンという名前のムカデが、
実在するかしないかなど、思う間もなく、
作者はナゼか、畳を一枚はぐるという行動にでるのです。
そして、そこには、
18世紀後半のルネッサンス様式美と思われる町並みが現れ、
町の人は、いろいろと世話をしてくれたというのです。

強烈です。
しかも、
「つづく」などと書いていて続いてないんです。


こういう日記なら、
ボクは、読みたいと感じます。

なぜならスゴいからです。

文章のうまいヘタは関係ありません。

他人の日記なら、
これぐらいのスゴさが必要です。


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