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梅雨なのに雨が降りません。
とっても天気がいいので、 ボクは両手をいっぱいに広げて太陽を全身で受け止めます。 おおきなアクビをしてヘルメットとベルの水槽を見ます。 「ぬぉ!」 ボクは両手を広げたまま驚きます。 割れとります。 土がマスクメロンのように干からびているんです。 乾燥注意報です。 「こりゃさすがにダメだな」 と思いながら割り箸で水槽をまさぐります。 「おった!」 腐りかけた葉っぱに、 2匹寄り添うように生存していました。 確かにここ数日、水槽に目もくれずにいたので、 ほったらかしの状態でした。 ニュースでは 「今年一番の暑さです」 とか言ってました。 2匹は少しずつ蒸発する水分に 『 死 』を感じていたことでしょう。 そして緊急避難場所として選んだのが、 腐りかけた葉っぱテント。 この葉っぱテントの外は、 今まさに灼熱の砂漠と化しているのです。 葉っぱテントに、2匹は寄り添うようにして 『 死 』を待っていたのです。 1日、そしてまた1日。 日を追うごとに『 死 』が確実にせまります。 そしてあきらめかけた、まさにその時、 割り箸という1すじの光により 葉っぱテントは開かれたのです。 (たすかった・・・) 2匹が『 生 』を感じた瞬間です。 ボクはこの壮絶なドラマを目の当たりにして 深い感動をしました。 「あんたが、ほったらかすから悪いんだろ?」 とか言うな! 今、深い感動をしてるんだから! とりあえず、水いれました。 |
61日目 梅雨?
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