65日目 活力3


時計の針は午前4時半を回りました。
ボクは鋭い眼光でカーテンの隙間から
活力剤を見張っています。
獲物をねらう目です。
「さぁ、いつでも来い!」
5時すこし前に睡魔がおそってきたので、
ボクはちょっと寝ます。
この性根の無さがいけません。
ボクは目を開けて愕然とします。
「・・・やられた」
見事にかっぱらわれました。
活力剤の姿はどこにもありません。
突き刺さっていた穴だけが、
小さく、そしてポッカリと開いています。
明日こそ!
ボクはそう誓うのでした。

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