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今日はヘルメットにニンジンを与えてあげます。 いっぱい食べて赤いウンコをまきちらすのです。 「へ?お前、ナメクジおるやん」 とか思うでしょ? そう、あれは今から数時間まえです。 ボクは、さわやかな風をうけて、 さわやかに歩いておりました。 そしたら道路の溝にヘビ人間がいました。 ヘビ人間というのは、 せまい溝にはまってモゾモゾしているオッサンのことです。 うつぶせで左手を上げております。 手旗ゲームの、 「白あげて、赤あげない」 というような状態で、溝にはまっております。 これはヨッパライではありません。 ヘビ人間です。 なぜなら、ゆっくりと尻を動かして前に進もうとしているからです。 ボクは、何もかもが値上がりする後ろ向きなこの時代に、 少しずつだけど、しっかりと前に進むヘビ人間を見て、 「これなら後ろ向きでもいいや」 と思おうとした瞬間に、ヘビ人間の靴にクギ付けになりました。 靴のカカトにナメクジを発見。 ボクは、少しずつだけど、 しっかりと前に進むヘビ人間の靴をぬがせます。 そして靴に付いたナメクジを指先に移動させます。 ボクは、ぬがせた靴を少しずつだけど、 しっかりと前に進むヘビ人間の尻にやさしく乗せます。 ボクは、ヘビ人間の尻に乗った靴を見て思いました。 親子みたいやね。 そしてボクは、より、さわやかな風をうけて、 さわやかに歩き出します。 「うおー!おっさんがおるー!」 自転車に乗った子供たちがヘビ人間を見つけて、 ワクワク楽しそうな奇声を上げます。 通りかかった車の青年も気付いて窓から顔を出しています。 「ほっとけ、お前ら」 とか子供たちに言っています。 ボクは、さわやかに歩くスピードを少しアップさせます。 なぜなら、早く帰って手を洗わなくてはいけないからです。 だってナメクジは毒やからね。 |
191日目 スネークマン
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