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      <title>正しいナメクジの育て方（ヘリコプターボーイ）</title>
      <link>http://hb.jpn.org/hb8/</link>
      <description></description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2008</copyright>
      <lastBuildDate>Thu, 25 Sep 2008 00:03:39 +0900</lastBuildDate>
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            <item>
         <title>１８０日目　コスル</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

長期間、床にへばり付いたガムを<BR>
はがしたことありますか？<BR>
強烈な粘着力で、なかなかはがれませんよね。<BR>
何度も言いますが、<BR>
あれとまったく同じ感触なんです。<BR><BR>

固まったファブリーズ。<BR><BR>

別に商品の批判をしてるわけじゃないんですけど、<BR>
あんまりですよ。<BR><BR>

だからボクは水槽の土を全部出します。<BR>
庭にまき散らします。<BR>
そして、水を入れます。<BR>
ムダと分かっていても、<BR>
ボクは、水を入れます。<BR>
固まったファブリーズを<BR>
タワシでこすってみます。<BR>
やっぱり取れません。<BR>
そこでボクは、カッターを持ってきました。<BR><BR>

おまえ傷がつくぞ。<BR><BR>

とか慌てなさんな。<BR>
ボクは、カッターから刃を外します。<BR>
これを水槽の表面にピッタリとつけて、<BR>
固まったファブリーズをこすり取るわけです。<BR>
ブルドーザーが突き進む感じね。<BR>
その時にカッターの角度を少しでも間違えると、<BR>
水槽に傷がつきます。<BR>
だけど、うまいごとやれば、<BR>
水槽に傷はつきません。<BR><BR>

だからボクはうまいごとやります。<BR>
何の問題もありません。<BR><BR>

すぅーー<BR><BR>

と、いきます。<BR>
これで、スッパリきれいに取れるわけです。<BR><BR>

すぅーー<BR><BR>

ボクはそういうイメージを思い浮かべていたのですが、<BR>
全然そういう感じにはなりません。<BR>
全く刃がたたない。<BR>
とはこのことです。<BR><BR>

そうしているうちに、外が寒くなってきたので、<BR>
ボクは、一気に勝負をかけます。<BR><BR>

ガギガギガギッ<BR><BR>

ですよ。<BR>
もうね、<BR><BR>

ガギガギッキィーーー<BR><BR>

ですよ。<BR>
もうどうでもいいね。<BR>
水槽、傷はいりまくり。<BR><BR>

そしてボクは、急いで家に入ります。<BR>
ちょっと寒いですが、<BR>
もう春ですね。<BR><BR>



</div></TD></TR></TABLE></center>]]></description>
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         <pubDate>Wed, 28 Mar 2007 22:00:28 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１８１日目　外国産</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

だいたい土が臭くなるのは、<BR>
土が死んでいるからです。<BR>
土を呼吸させ循環させることで、<BR>
りっぱな土地になるのです。<BR><BR>

生きた土地です。<BR><BR>

生きた土地は強いです。<BR>
なぜなら、生きた土地は、<BR>
値段が高かったりするからです。<BR>
一坪、５００万です。<BR><BR>

ボクは、そんなりっぱな土地を作りあげるのです。<BR>
この水槽の中に・・・。<BR><BR>

「いらっしゃいませ」<BR><BR>

だからボクは、つり具屋さんに来ました。<BR>
ここで、土地を循環させるものを買います。<BR>
そう、<BR>
ミミズです。<BR>
ミミズを土に入れて、動きまわってもらうのです。<BR>
ミミズは土を食べて、出します。<BR>
出てきた土はキレイな土です。<BR>
とかいうのをはるか昔に聞いたことがあるからです。<BR>
本当かウソは知りません。<BR>
だけど、はるか昔に聞いたことがあるから、<BR>
ボクは、やります。<BR><BR>

「今日はどういったものを」<BR><BR>

店員さんは笑顔でいいます。<BR>
つり具屋さんは、いろいろ話をしてくれる人が多いです。<BR>
それは情報交換の場でもあるからでしょう。<BR>
とかいばって言っていますが、<BR>
ボクは釣りというのは、<BR>
はるか昔に貯水池でルアーを振り回したことしかありません。<BR>
しかも寒いだけで全然釣れないので、<BR>
ルアーに爆竹を付けて振り回して空中爆発をさせました。<BR>
貯水池で爆竹を鳴らすと、やまびこがスゴイんです。<BR>
音響効果でいえば、リバーブ＆エコーが聞いておるんです。<BR>
爆竹が１発なると、音が反射して３発ぐらいに聞こえます。
とても大きな音です。
「スゲースゲー」とか言って、連発していたら、
まわりのフィッシャーマンから本気で怒られたことがあります。<BR>
「魚が逃げる」って５人くらいに囲まれました。<BR>
はるか昔の出来事です。<BR><BR>

「エサください」<BR>
ボクは言います。<BR>
「何を狙うんですか？」<BR>
「え？」<BR>
ボクは一瞬の動きを止めます。<BR>
何を狙うって、<BR>
ナメクジの水槽の土をキレイにするために決まってんだろ。<BR>
とか言えるわけもなく、<BR>
「え、あ、え～」<BR>
とシドロモドロになっていると、<BR><BR>

ははぁ～ん、<BR>
こいつシロウトだな。<BR>
と気づいた店員さんは、<BR>
アイスクリームが入っているような冷蔵庫を開けながら、<BR>
「これがいいですよ、ゴカイ」<BR>
と言いながら、ゴカイの入った透明のパックを出します。<BR><BR>

ゴカイは外国のミミズなんだよ。<BR>
とかいうのをはるか昔に聞いたことがあります。<BR>
本当かウソは知りません。<BR>
だけど、はるか昔に聞いたことがあるから、<BR>
ボクは、買います。<BR><BR>

「それ下さい」<BR>
と、ボクは店員さんオススメの外国産ミミズをもらいます。<BR><BR>

よし、お前たち、<BR>
土をキレイにしてくれよ。<BR>


</div></TD></TR></TABLE></center>]]></description>
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         <pubDate>Sat, 05 Apr 2008 22:27:55 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１８２日目　準備オーケー</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

気持ち悪いです。<BR>
ゴカイとかいう奴は。<BR>
なんか毛みたいなのが生えております。<BR>
さすが外国産は違います。<BR>
それに正直いって臭いです。<BR>
生臭いです。<BR>
だけど、これで土地が肥えるのです。<BR><BR>

なので、ボクは、水槽の土にゴカイを入れます。<BR>
土をかぶせます。<BR>
これで、土地がりっぱになるのです。<BR><BR>

これで準備オーケーです。<BR>

</div></TD></TR></TABLE></center>]]></description>
         <link>http://hb.jpn.org/hb8/2008/04/post_183.html</link>
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         <pubDate>Sat, 05 Apr 2008 22:29:34 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１８３日目　バンジＯＫ</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

ミミズは、ほったらかしていて大丈夫なのでしょうか。<BR>
ミミズは、土を食べるので、エサは土です。<BR>
ということは、気がついた時に水をかけて土を湿られておけば、<BR>
すべてが順調に進むのです。<BR><BR>

たぶん。<BR>



</div></TD></TR></TABLE></center>]]></description>
         <link>http://hb.jpn.org/hb8/2008/04/post_184.html</link>
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         <pubDate>Sat, 05 Apr 2008 22:30:45 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１８４日目　肉喰い</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

アホみたいに、<BR>
「オーケー、ＯＫ」言ってましたが、<BR>
なんと肉食です。<BR>
ゴカイという生き物は、<BR>
なんと肉食なのです。<BR><BR>

そしてゴカイは、<BR>
海岸で生活しているのです。<BR>
山の中ではないのです。<BR><BR>

「ってことは、あんた」<BR><BR>

そう、<BR>
腐ったよ。<BR>
すぐ、信じられない香りがして、<BR>
腐ったよ。<BR><BR>

だからここで、<BR>
ひとつ言っときます。<BR>
ゴカイはミミズと仲間だけど、<BR>
ミミズじゃありません。<BR>

</div></TD></TR></TABLE></center>]]></description>
         <link>http://hb.jpn.org/hb8/2008/04/post_185.html</link>
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         <pubDate>Sat, 05 Apr 2008 22:33:49 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１８５日目　思考</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

土をキレイにするのは、<BR>
どうやら大変なので、<BR>
もうやめにします。<BR><BR>

地道に交換するしかありません。<BR>
そういう結論です。<BR><BR>

だからボクは、土がどうこう言う前に、<BR>
ナメクジをつかまえようと思います。<BR>
そうしなければ、何も始まらないし、<BR>
何も観察できないからです。<BR><BR>

そこで、<BR>
これまでとは違うトラップを考えました。<BR>
ナメクジはジメジメした暗いところが好きです。<BR>
だから、ちょっと大きめの石とかを動かすと、<BR>
ナメクジとか小さいゴキブリみたいな虫が出てきます。<BR>
これ、<BR>
これよ。<BR>
この習性を利用した頭脳作戦です。<BR>
そう、<BR>
「プロジェクト・ブロックマン」<BR>
なのです。<BR>

</div></TD></TR></TABLE></center>]]></description>
         <link>http://hb.jpn.org/hb8/2008/04/post_186.html</link>
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         <pubDate>Sat, 05 Apr 2008 22:34:52 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１８６日目　作戦の幕開け</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

「プロジェクト・ブロックマン」は、<BR>
まず、ブロックが必要です。<BR>
だからボクは来ましたよ、<BR>
ホームセンター。<BR>
ここでブロックを購入します。<BR><BR>

ボクは、わりと使い古された台車を<BR>
ガコガコ引きずり回します。<BR>
前のタイヤが内股になっております。<BR>
ときどき、がっくんガックンなりながら、<BR>
ブロックが積み上がっている所に来ます。<BR>
ボクは、ブロックを３個、積み重ねて台車に乗せます。<BR>
そして、野外商品専用のレジを目指し、台車を押します。<BR>
ガッコン、ガッコンなります。<BR>
野外商品専用のレジは、すぐ近くです。<BR>
だけど、ガッコン台車を操る男には、<BR>
それは、それは、はるか彼方。<BR>
少しでも早く、野外商品専用のレジにたどり着きたい一心で、<BR>
全く意味が無いのに、ちょっと首を前に出したりしています。<BR>
そんな男に気付いた野外レジの店員のお姉さんが、<BR>
「お！あいつ台車でこっちに来ている！仕事増やすんじゃねーよ！」<BR>
の目で、ガッコン台車を操る男を見ます。<BR><BR>

バキッ！<BR><BR>

ですよ。<BR>
もうね、必死に台車を押す男が台無しよ。<BR>
台車の前の両タイヤが外れて内側にめり込んだね。<BR>
飛行機のタイヤが翼に収納する感じ。<BR>
てことは、台車の前が落ち込んで、後ろが跳ね上がるわけやね。<BR><BR>

ガッコン台車を操る男は、台車のハンドルを両手で握って、<BR>
体全体で「くの字」を描きます。<BR>
積み重ねた３個のブロックは落下します。<BR>
その光景を前から見ていた野外レジのお姉さんは、<BR>
きっと、<BR>
「あのね、今日ね、トランスフォーマー見たよ」<BR>
などと言って、晩ご飯をいただくのです。<BR>



</div></TD></TR></TABLE></center>]]></description>
         <link>http://hb.jpn.org/hb8/2008/04/post_187.html</link>
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         <pubDate>Sat, 05 Apr 2008 23:11:25 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１８７日目　香る土手</title>
         <description><![CDATA[
<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

家のすぐそばに、雑草の生えた土手があります。<BR>
犬のウンコがたくさんある土手です。<BR>
時代の流れでは、犬のウンコは飼い主が持って帰るようになっている、<BR>
と思っている幸せな人は、きっとあなただけです。<BR>
世の中には、<BR>
「アホか！くせぇから持って帰るわけねぇだろ！頭おかしいんじゃねぇのか？」<BR>
という方々が、思っている以上に多いのです。<BR>
なぜなら、<BR>
家のすぐそばにある、雑草の生えた土手には、<BR>
犬のウンコがたくさんあるからです。<BR>
天気のいい日に、<BR>
「あ～、空っていいよなぁ～」<BR>
などと棒読みのセリフで大の字に寝転がったりすると、<BR>
背中がウンコだらけの糞まみれになります。<BR>
Ｔシャツを洗濯する前に手洗いしなくてはいけなくなります。<BR>
そんなウンコ土手には、<BR>
きっと大量のナメクジが存在しているはずです。<BR>
だからボクは、この場所でブロック計画、<BR>
そう、<BR>
プロジェクト・ブロックマンを決行するのです。<BR><BR>

まず、ボクはブロックを３個並べて土手に食い込ませます。<BR><BR>

これで終了です。<BR>
プロジェクト・ブロックマン、<BR>
無事終了です。<BR>
後は、２日か３日ぐらい、ほっぽらかしておけばＯＫです。<BR>
その間に雨でも降れば、こっちのものです。<BR>
ジメジメ効果でウジャウジャ集まってくるのです。<BR>
ナメクジがね。
<BR>
</div></TD></TR></TABLE></center>

]]></description>
         <link>http://hb.jpn.org/hb8/2008/05/post_188.html</link>
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         <pubDate>Wed, 07 May 2008 22:39:21 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１８８日目　さがる</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

さぁ今日はブロックを見に行きますよ。<BR>
ブロックをひっくり返すとウジャウジャいるはずです。<BR>
ナメクジがね。<BR>
ボクは高まる期待を胸に、<BR>
いざ、聖なる土手に向かうの、<BR>
<BR>
ヴィィーーん！<BR>
<BR>
ヒゲ剃りね。<BR>
電気ヒゲ剃りの音ね。<BR>
別に、そんなにヒゲが伸びているわけではありません。<BR>
ただ、電気ヒゲ剃りの充電完了ランプが点灯していたので、<BR>
使ってみるのです。<BR>
きれいに洗って充電しているので、<BR>
心地よい一発目は早く使ってみたい精神です。<BR>
ボクは、鼻の下の上唇部分を集中的に攻撃します。<BR>
なぜならこの部分以外はあんまりヒゲが生えな、<BR>
<BR>
ビッ！、、！！<BR>
<BR>
止まりました。<BR>
充電完了なのに、<BR>
電気ヒゲ剃りは止まりました。<BR>
と同時に鼻の下の上唇に襲ってくる激痛。<BR>
電気ヒゲ剃りは、そんなに伸びていないヒゲに、<BR>
からまって食い込んでおるのです。<BR>
<BR>
皮膚から伸びたヒゲは、わずか数ミリです。<BR>
そんなにヒゲが濃いわけでもありません。<BR>
にもかかわらず電気ヒゲ剃りは、<BR>
わずか数ミリのヒゲに食い込んで離れません。<BR>
ボクは激痛に耐えながら、ゆっくり手を離してみます。<BR>
なぜなら、電気ヒゲ剃りが、ぶら下がるかもしれないからです。<BR>
わずか数ミリのヒゲに、ぶら下がるかもしれないからです。<BR>
これは、やってみる価値があります。<BR>
それに、こんなチャンスはもう無いかもしれません。<BR>
ならば、絶対にやるべきです。<BR>
だからボクは、ゆっくりと手を離してみます。<BR>
電気ヒゲ剃りが自らの重みで、沈みはじめます。<BR>
と同時に、上唇も伸びはじめます。<BR>
<BR>
な、なんてことだ！<BR>
人間の上唇はこんなにも伸びるのかァ！<BR>
<BR>
というぐらいに上唇が長くなります。<BR>
もちろん痛さも倍増します。<BR>
だけど、もしかしたら電気ヒゲ剃りが、<BR>
わずか数ミリのヒゲにぶら下がるかもしれないので、<BR>
これぐらいの痛さは耐えなければいけません。<BR>
未知の回答を得るには、<BR>
それ相応のリスクが必要なのです。<BR>
そしてその回答は、<BR>
電気ヒゲ剃りから、手が完全に離れたときに分かるのです。<BR>
<BR>
ボクは高まる期待を胸に、<BR>
いざ、聖なるプロジェクト、<BR>
電気ヒゲ剃りがぶら下がんのか！チャレンジに挑むの、<BR>
<BR>
ゴカッ！<BR>
<BR>
ヒゲ剃りね。<BR>
電気ヒゲ剃りが落ちた音ね。<BR>
と同時に、最高潮の痛みが鼻の下の上唇に訪れます。<BR>
ボクは、鼻の下の毛穴に点々と赤く記される出血を、<BR>
鏡で確認しながら思いました。<BR>
<BR>
電気ヒゲ剃りを洗ったら油は注しとかなダメやね。<BR>
<BR>

</div></TD></TR></TABLE></center>


]]></description>
         <link>http://hb.jpn.org/hb8/2008/05/post_189.html</link>
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         <pubDate>Fri, 09 May 2008 21:35:46 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１８９日目　アゲイン</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

ガガガガガァーーッ<BR>
<BR>
ボクはね、運搬しますよ。<BR>
白いザラついた固まり<BR>
そう、<BR>
ブロックをね。<BR>
<BR>
ガガガガガァーーッ<BR>
<BR>
台車に３個のブロックを積んで、<BR>
ボクは、野外商品専用のレジまで運搬します。<BR>
そうです、ここはホームセンター。<BR>
ボクは、再びホームセンターでブロックを購入しているのです。<BR>
ブロックは前に買ったはずなのに、また買うのです。<BR>
それは単純な理由です。<BR>
ブロックを取られました。<BR>
どっかの誰かにかっぱらわれたのです。<BR>
<BR>
そりゃ、新品のブロックがウンコだらけの土手に並んでたら、<BR>
「持って行こう」という人がいてもおかしくはありません。<BR>
捨てていると思われても仕方がありません。<BR>
だけどそれは、ナメクジのワナなのです。<BR>
ドロボウのワナではないのです。<BR>
<BR>
ガガガガガァーーッ<BR>
<BR>
だからボクは運搬します。<BR>
もう一度ブロックをウンコだらけの土手に仕掛けるのです。<BR>
<BR>
プロジェクトブロックマン。<BR>
ボクは負けません。<BR>
ドロボウなんかには、<BR>
負けません。<BR>


</div></TD></TR></TABLE></center>
]]></description>
         <link>http://hb.jpn.org/hb8/2008/05/post_190.html</link>
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         <pubDate>Mon, 12 May 2008 20:57:21 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１９０日目　結果拝見</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

今日はブロックを見に行きます。<BR>
プロジェクトブロックマンの成果を見に行くのです。<BR>
だけどそれには、散髪をする必要があります。<BR>
なぜなら、髪が伸びてうっとうしいからです。<BR>
髪が耳にかかりすぎると、たいへんイライラします。<BR>
そこで、ズバッと刈り上げます。<BR>
まるで男前のブロッコリーが歩いているかの様に、<BR>
ズバッと刈り上げます。<BR>
<BR>
「こんちわぁ」<BR>
ボクは近くの床屋さんに突入します。<BR>
そしてボクは、<BR>
男前のブロッコリーが歩いているかの様な髪型になるように伝えます。<BR>
<BR>
ブィイイイィイィ～<BR>
<BR>
バリカンが縦横無尽にボクの頭を駆けめぐります。<BR>
ボクの頭は、みるみるブロッコリーへと変化していきますが、<BR>
無言の空間を嫌っている床屋のおいちゃんは、<BR>
自然環境について演説を始めました。<BR>

いつもは気軽な話題が多い床屋のおいちゃんですが、<BR>
自然環境という重いテーマを切り出したことに<BR>
ボクは驚きをかくせません。<BR>
<BR>
床屋のおいちゃんの話にボクは、<BR>
「へぇ～、そうなんですか。スゴいですね」<BR>
という、全ての会話に対応できる言葉で見事に切り返していきます。<BR>
床屋のおいちゃんはボクの見事な切り返しに、気分をよくしたのか、<BR>
鼻息荒く白熱してきます。<BR>
「それにやね、不法投棄！これは、やっちゃダメやね！」<BR>
話は不法投棄へと移ります。<BR>
「そうそう、最近もそこにゴミを捨てるバカタレがいてね、参るよ！」<BR>
「へぇ～、そうなんですか」<BR>
ボクは完璧な返答で会話をなめらかにあやつります。<BR>
「何回もゴミを捨てて頭にくるよ！まったく！」<BR>
「へぇ～、そうなんですか」<BR>
「仕方ないからワシが処分したよ！ブロック！」<BR>
床屋のおいちゃんはツバを吹き飛ばして白熱しております。<BR>
ボクの仕掛けたワナであるブロックを処分した床屋のおいちゃんは、<BR>
そうとう頭に来たのか、ツバを吹き飛ばして白熱しております。<BR>
<BR>
「ああ、それ！ナメクジのワナよ！プロジェクトブロックマン！」<BR>
などと言えるわけもなく、<BR>
ボクは、男前のブロッコリーが歩いているかの様な髪型で、<BR>
床屋さんを後にします。<BR>
<BR>
ボクが、ふと床屋さんの庭を見ると、<BR>
真新しいブロックで手作りの花壇が出来ていました。<BR>
花壇の見た目は悪いですが、小さなカワイイ花が植えてあります。<BR>
<BR>
ボクは、オレンジ色になりかけた空を見上げます。<BR>
なんだかうっすらと、夏の匂いがします。<BR>
<BR>
</div></TD></TR></TABLE></center>


]]></description>
         <link>http://hb.jpn.org/hb8/2008/05/post_191.html</link>
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         <pubDate>Wed, 21 May 2008 20:27:04 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１９１日目　スネークマン</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

今日はヘルメットにニンジンを与えてあげます。<BR>
いっぱい食べて赤いウンコをまきちらすのです。<BR>
<BR>
「へ？お前、ナメクジおるやん」<BR>
<BR>
とか思うでしょ？<BR>
そう、あれは今から数時間まえです。<BR>
<BR>
ボクは、さわやかな風をうけて、<BR>
さわやかに歩いておりました。<BR>
そしたら道路の溝にヘビ人間がいました。<BR>
ヘビ人間というのは、<BR>
せまい溝にはまってモゾモゾしているオッサンのことです。<BR>
うつぶせで左手を上げております。<BR>
手旗ゲームの、<BR>
「白あげて、赤あげない」<BR>
というような状態で、溝にはまっております。<BR>
これはヨッパライではありません。<BR>
ヘビ人間です。<BR>
<BR>
なぜなら、ゆっくりと尻を動かして前に進もうとしているからです。<BR>
ボクは、何もかもが値上がりする後ろ向きなこの時代に、<BR>
少しずつだけど、しっかりと前に進むヘビ人間を見て、<BR>
「これなら後ろ向きでもいいや」<BR>
と思おうとした瞬間に、ヘビ人間の靴にクギ付けになりました。<BR>
靴のカカトにナメクジを発見。<BR>
<BR>
ボクは、少しずつだけど、<BR>
しっかりと前に進むヘビ人間の靴をぬがせます。<BR>
そして靴に付いたナメクジを指先に移動させます。<BR>
ボクは、ぬがせた靴を少しずつだけど、<BR>
しっかりと前に進むヘビ人間の尻にやさしく乗せます。<BR>
ボクは、ヘビ人間の尻に乗った靴を見て思いました。<BR>
親子みたいやね。<BR>
<BR>
そしてボクは、より、さわやかな風をうけて、<BR>
さわやかに歩き出します。<BR>
「うおー！おっさんがおるー！」<BR>
自転車に乗った子供たちがヘビ人間を見つけて、<BR>
ワクワク楽しそうな奇声を上げます。<BR>
通りかかった車の青年も気付いて窓から顔を出しています。<BR>
「ほっとけ、お前ら」<BR>
とか子供たちに言っています。<BR>
ボクは、さわやかに歩くスピードを少しアップさせます。<BR>
なぜなら、早く帰って手を洗わなくてはいけないからです。<BR>
<BR>
だってナメクジは毒やからね。<BR>

</div></TD></TR></TABLE></center>]]></description>
         <link>http://hb.jpn.org/hb8/2008/06/post_192.html</link>
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         <pubDate>Wed, 04 Jun 2008 22:50:04 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１９２日目　装着の美学</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

今日はヘルメットの寝床を新しくします。<BR>
ヘルメットの寝床というのは、土とか葉っぱのことです。<BR>
「知っとるわい」<BR>
とか言いなさんな。<BR>
なぜなら今ボクは耐久ゴム手袋を探すのに必死だからです。<BR>
探すのに一生懸命なので周りのことなど、そっちのけなのです。<BR>
ダンボールに埋もれたバケツの中に耐久ゴム手袋を見つけたボクは、<BR>
無表情で小さく一度だけうなずきます。<BR>
なぜならそれがハードボイルドの基本だからです。<BR>
小さく一度。<BR>
これが男の美学なのです。<BR>
大きく二度だと、いかにも話を聞いているふりをしている司会者になります。<BR>
ボクは司会者じゃないので、さっそく耐久ゴム手袋を右手にはめます。<BR>
耐久ゴム手袋をしないと汚い土とかを触るので、危険です。<BR>
犬がウンコとかしている土を素手で触るのは、危険なチャレンジです。<BR>
だからボクは水をまったく通さない頑丈な手袋をはめるのです。<BR>
中に何も入っていないのに手の形にふくらんでいるほどに頑丈なヤツです。<BR>
ボクは左手にも耐久ゴム手袋をはめます。<BR>
そしてボクは、無表情で小さく一度だけうなず、<BR>
と、いうところで左手中指にわずかな違和感を感じました。<BR>
ズボッ！<BR>
という勢いで左手の耐久ゴム手袋を脱ぎ捨てます。<BR>
ボクの左手中指にぐるりとムカデが巻きついています。<BR>
そんなに大きくはないのですが、<BR>
ボクの左手中指にぐるりとムカデが巻きついています。<BR>
もうね、<BR>
パニックよ。<BR>
だいたい、この手袋が、<BR>
「耐久ゴム手袋」という名前なのかはこの際どうでもよいです。<BR>
チクッときたね。<BR>
左手中指の先端を刺しやがったわけよ、<BR>
ムカデが。<BR>
もう土とか葉っぱとか、知ったこっちゃないね。<BR>
<BR>
</div></TD></TR></TABLE></center>


]]></description>
         <link>http://hb.jpn.org/hb8/2008/09/post_193.html</link>
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         <pubDate>Tue, 09 Sep 2008 23:14:21 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１９３日目　進む道</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

いま思うとあれはムカデの寝床だったんです。<BR>
ムカデが寝ているところにノコノコ指を突っ込んだのが悪いんです。<BR>
それは、人間がジャングルの木を切って、<BR>
森で生活している動物に逆襲されたのと同じことです。<BR>
そう、人間とは自分の欲望のために自然を破壊し、<BR>
破壊することでモノを造り、大量のゴミを出す生き物なのです。<BR>
そんな事をしているので、逆襲されて当たり前なのです。<BR>
というようなことを奇妙な髪形の専門家がテレビで言っていました。<BR>
だけど今のボクには、環境破壊よりも大切なことがあります。<BR>
それは、環境を守る前に自分を守るということです。<BR>
ボクは、自分の左手中指の先端を守るのです。<BR>
消毒を繰り返しバンソウコウを貼るのです。<BR>
「水仕事も出来ます」<BR>
などと書かれた上位クラスのヤツです。<BR>
だけど付けたまま手を洗うと、100％完璧にふやけるので、<BR>
貼り直さないといけない上位クラスのヤツです。<BR>
この作業は、ボクにとって環境破壊よりも、<BR>
最優先で大切なことなのです。<BR>
明日の環境問題よりも、今を生きることが大切なのです。<BR>
そう、そして人は破滅へと向かうのです。<BR>
ああ世紀末。<BR>
<BR>

</div></TD></TR></TABLE></center>

]]></description>
         <link>http://hb.jpn.org/hb8/2008/09/post_194.html</link>
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         <pubDate>Wed, 10 Sep 2008 22:12:55 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>１９４日目　奇跡と本能</title>
         <description><![CDATA[<center><BR>
<TABLE BORDER="0" bgcolor="#DFDFFF" width="80%" cellspacing="1" cellpadding="0">
<TR><TD BGCOLOR="#ffffff" align="left" valign="top">
<div class="text1">

ボクは巨大なダンボールを一生懸命に引き裂きます。<BR>
ただ、ひたすらに引き裂くのです。<BR>
なぜなら、この巨大なダンボールの中に寝床があるからです。<BR>
通信販売で買った、<BR>
ボクの寝床があるからです。<BR>
「お前ナメクジの寝床は？」<BR>
とか言いなさんな。<BR>
なぜなら、この寝床は８万円もするのです。<BR>
８万円の羽毛フトンなのです。<BR>
「羽毛ならもっと高いのあるぜ」<BR>
とか言いなさんな。<BR>
ボクにとってはフトンが８万円というのは、<BR>
衝撃の決断なのです。<BR>
ヘルメットの寝床を理解する前にまずは、<BR>
自分自身の寝床というものを実感することが大切なのです。<BR>
だからボクは巨大なダンボールを引き裂くのです。<BR>
でも、さすがに素手ではなかなか引き裂けません。<BR>
「注意：カッター使用禁止」<BR>
とか書いていますが、ボクは刃物のあつかいは得意なので、<BR>
しゅサァーーーぁ！<BR>
とカッターを滑らせます。<BR>
巨大なダンボールの表面を<BR>
しゅサァーーーぁ！<BR>
とカッターを滑らせます。<BR>
完璧な切断を完了させたボクは、<BR>
ついに８万円の羽毛フトンと対面することになるのです。<BR>
ちょっとカバーが切れていますが、<BR>
完璧な切断を完了させたボクにとってそれは、屁でもないことです。<BR>
ボクは新たな命の瞬間を目の当たりにするかのように、<BR>
巨大な８万円の羽毛フトンを両手いっぱいに抱え込みます。<BR>
「かるい！軽いよッ！見た目よりずっと軽いよッ！さすが８万円！」<BR>
そしてボクは、新しい匂いのする８万円の羽毛フトンのカバーを<BR>
今、開けるのです。<BR>
カバーは、ちょっと切れていますが、<BR>
ついに、開封するのです。<BR>
ファスナー、オープン！<BR>
チュジィィィーーーッ！<BR>
<BR>
・・・・・。<BR>
<BR>
「こ・・、これが・・・」<BR>
もう言葉になりません。<BR>
ボクは、その肌触りに酔いしれ、<BR>
ふわふわした感触を楽しみ、<BR>
時間差でほんのり暖かくなるその優しさに、涙するのです。<BR>
涙は流れませんが、<BR>
雰囲気の涙を心に流すの<BR>
「っシィーッ！」<BR>
ボクは意味不明の奇声を上げます。<BR>
なぜなら右目に痛みを感じたからです。<BR>
これは右目に抜けたマツ毛が入ったものです。<BR>
よくあることなのでビックリはしませんが、<BR>
この痛さには慣れないものです。<BR>
「っシィーッ！」<BR>
ですよ。<BR>
ボクは、８万円の羽毛フトンそっちのけで手鏡をのぞきます。<BR>
人差し指で右目の下の皮膚をグイっと下げると、<BR>
涙腺にマツ毛が刺さっています。<BR>
涙腺というのは目頭にある針の穴みたいなヤツです。<BR>
違うかもしれませんが、ボクはそう思っているので涙腺と呼びます。<BR>
この針の穴みたいなヤツに、抜けたマツ毛が勇ましく突き刺さっておるのです。<BR>
どういう偶然が重なったのか知りませんが、これは、<BR>
奇跡です。<BR>
野球場で食べていたチップスターの筒に、<BR>
ホームランボールがスポッ！と入ったぐらいミラクルです。<BR>
素晴らしいことです。<BR>
だけど痛いのはガマンできないのでボクは引き抜きます。<BR>
などと、口で言うのは簡単ですが、<BR>
指で取れるほどこの奇跡は、甘くありません。<BR>
だからボクは先っぽが針のようにとんがったピンセットを用意します。<BR>
これで取ります。<BR>
先っぽが針のようになっていると細いモノでもつかむことができるからです。<BR>
ボクはこれで涙腺に刺さったマツ毛を見事につかみ取るのです。<BR>
ボクは鏡を見ながら、<BR>
ソ～～<BR>
と針のようにとんがったピンセットの先っぽを目頭に近づけます。<BR>
「逆やね、鏡見てると動きが、逆になるね」<BR>
と思ったら過激な痛みがボクを襲います。<BR>
そう。<BR>
涙腺に突き刺さったマツ毛を取るのに使った、<BR>
針のようなピンセットで、眼を突き刺しましたよ。<BR>
ボクはね。<BR>
なぜなら動きが逆だからです。<BR>
鏡は逆になるのです。<BR>
ブラックジャックは鏡を見ながら自分で手術をしました。<BR>
あれ無理。<BR>
無理やね。<BR>
そりゃもう本物の涙が止まりませんよ。<BR>
これは８万円の羽毛に感動した涙ではありません。<BR>
ピンセットで眼を突いた過激な涙なのです。<BR>
人間こんなに出るんだねというぐらいダラダラ涙が出て、<BR>
ボクは、８万円の羽毛フトンの上をのたうち回ります。<BR>
涙と大量の鼻水を流しながら、のたうち回るのです。<BR>
ピンセットを持ったまま、<BR>
プッ！<BR>
とか屁が出たりします。<BR>
人間は極限に達すると、理性を失います。<BR>
理性を失い本能があらわれると人間は、<BR>
号泣しながらプッ！とか屁をするのです。<BR>
そして無事にマツ毛を涙で洗い流したボクは、寝るにはまだ早いけど、<BR>
８万円の心地よい空間に包まれるのです。<BR>
ボクは、ふわふわの優しい眠りに落ちてゆきます。<BR>
そして本能をむき出し、プッ！と屁をこいてヨダレとかも垂らすのです。<BR>
<BR>

</div></TD></TR></TABLE></center>


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         <pubDate>Thu, 25 Sep 2008 00:03:39 +0900</pubDate>
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